ステッカーの種類


フルカラーステッカー
・塩ビシートなどに印刷されたステッカーです。
・文字やイラストの周りにハーフカットを入れ輪郭カットも可能。
・印刷なので、好みの色やグラデーションなどの表現が可能。
ただし、印刷以外の部分も残ってしまう・・・
屋外耐候性が低いなどのマイナス要素もあります。
カッティングステッカー
・単色のマーキングフィルムを加工して製品化
・単色のマーキングフィルムを貼り合わせて多色のステッカーも製作できます。
・必要な部分のみ製品として残るのでとても高級感がある。
・フルカラーステッカーと比較して屋外耐候性に非常に優れる。
・長期にわたって色褪せが無く劣化しにくい。
・柔軟性があるので曲面にも対応。
・車両、店舗、看板など使用環境の厳しいところにオススメ。


専門店でカッティングステッカーをつくろう
カッティングステッカーは印刷のステッカーと異なり、絵柄や文字のみ残る転写式のステッカーになります。
「切り文字」、「ダイカットステッカー」などど呼ばれる場合もあります。
プリンターでインクを吹き付けて製作するステッカーは色の表現が無限で、グラデーションや写真画像などの繊細な表現が可能に対し、カッティングステッカーはあらかじめ色の決まっているマーキングシートを加工して必要な部分のみを残し製品化する製法になります。
そのため、グラデーションや写真のような表現は出来ませんが、色数もかなり多くラインナップされており、屋外耐候性が非常に高く、カッティングステッカーでなければ使用できない用途が多数あります。
ではどのように製作されるていくのでしょうか?さっそく図解で見ていきましょう。
カッティングステッカーの製作工程 Cutting Sticker
STEP2
カッター刃が高速でカッティングシートにカットラインを入れていきます。
このカッター刃が高精度でカットしています


画像手前の小さな金属片がカッティングプロッター用のカッター刃になります。
大きさは全長約19ミリほど、軸軽は0.7ミリ程の非常に小さな刃になります。
材質は超鋼材と呼ばれるダイヤモンドに次ぐ非常に高い硬さと耐摩耗性で高精度なカットが可能になります。
当店ではチューニングを施し、極小サイズのカットにも対応しております。
カッティングファインでは位置合わせや、色の確認が鮮明に出来るように透明度の高い透明アプリケーション「転写シート」を標準で使用しております。
使用用途は多岐にわたり、店舗窓ガラスの装飾から、大型看板、車両、船舶などなど・・・非常に多くの場面で活躍している万能アイテムです。
紫外線に非常に強い特性があるので、印刷ステッカーのように経年劣化に伴う色褪せ、ひび割れが長期にわたり発生し難いのも特徴で、対費用効果がとても高くおすすめです。
\ もちろん無料です /
品質の良いカッティングシートで製作しています
カッティングシートは様々なメーカーより出されておりますが、弊社ではさまざまなテストをおこなった結果、ORAFOL社製ORACAL551ハイパフォーマンスシートを標準シートとしており、シルバー、ゴールドは3M社製Jカルシリーズを皆様にご提供しております。
使用環境の厳しい車両での使用や船舶、屋外看板などにも化学薬品耐候性能、屋外耐候年数(7年~8年)がありますので、長期にわたり高品質な状態を保つことができます。
安価なカッティングシートによくあるカッティングシートの色褪せ、ヒビ割れ、撤去時の糊残りなどの問題も、弊社で使用しているのカッティングシートでしたら問題解決のお役にたてるはずです。
常時在庫のカッティングシートは全40色程ございますので色々なカラーをご選択いただけます。
カッティングシートの素材は「PVC=塩ビシート」になり、シートの厚さは糊も含め0.07ミリと薄く、とても柔軟性があるので曲面にも対応しております。「製法については下記をご参照ください。」
当店でお取り扱いしているカッティングシート「ORACAL551ハイパフォーマンスシート」、「3M Jシリーズ」ともに、施工の際に入ってしまった小さな気泡は、時間の経過とともに自然と抜けていきますので、初めて施工する方にも安心してご使用いただけます。
安価なシートと高価なシートの製法の違い



カッティングシートには幾つかの製法があり性能「屋外耐候性能など」も様々な違いがこんなにもあります。



キャスト製法、カレンダー製法について説明していきます。


カッティングシートには幾つかの製法があります。
製法によってカッティングシートの性能が大きく違っていきます。
安価なカッティングシートの製法や分子構造、高品質なカッティングシートの製法や分子構造などを図解で説明しています。
参考にしていただければ幸いです。
表、裏同じ色のカッティングシートだから出来ること
メーカーによっては表面、裏面が違う色のシートもありますので、ガラス面の内側からの装飾が出来ない場合があります。
弊社でお取り扱いしているカッティングシート「ORACAL551ハイパフォーマンスシリーズ」は全てのカラーが表面、裏面ともに同じ色ですので、ガラス面内側からの装飾も可能となり、デザインのバリエーションが格段に広がる利点があります。
多色仕様のカッティングステッカーで店舗ガラス面や入口窓の装飾なども表面、裏面ともに同じカラーなら可能になります。








例えば、文字の周りを違う色で縁取ったカッティングステッカーをガラス窓の内側から貼りたい場合、どのように製品化するのでしょうか?
カッティングシートを反転出力し、各色のシートをヌキ合わせで合体させ2色使いの内貼り用カッティングステッカーに仕上げます。
ORACAL8300シリーズのカッティングシートを使用して、下記画像のようにステンドガラス風の光を通した鮮やかなデザインも再現することが可能になります。
光が差し込むとがシートから透けた光が床や壁に柔らかに広がり、幻想的な空間を生み出します。
表面、裏面が同じ色なら表現の幅が広がり、様々な場面で活躍できることでしょう。
小文字カット、多色のカッティングステッカーも得意です
書体にもよりますがアルファベット「ゴシック書体」の文字なら3ミリ程度からカットが可能です。場合によっては2.5ミリのアルファベット「ゴシック書体」でもカットし製品としてお客様のもとへお届けしています。
多色使いのカッティングステッカーも納品実績が多数ございます。小さなサイズから1メートルを超える多色使いのカッティングステッカーも製作しております。
他社で製品化できないデザインでも弊社なら製品化することが可能かもしれません。一度お気軽にご相談、又はお問い合わせください。
多数の色を使った多色のカッティングステッカーも多数納品させていただいておりますので、こちらもご利用いただけますと幸いでございます。
以上のように品質の良いカッティングシートを使いカッティングステッカーの製作、車両のラッピング、デカール、車両マグネット、店舗、企業様の看板製作も行っています。
デザイン業務から製作まで幅広く事業展開しているカッティング★ファインです。
\ おまちしております /


マーキングフィルムの歴史
マーキングフィルムとはいつ頃から使用されるようになったのか?雑談ですがよろしければ参考にどうぞ。