壁面看板のリニューアル
本日は富士市の、「喜山整形ハーブクリニック様」より壁面看板の貼替えの施工、シート類のデザイン変更のご依頼をいただきました。
先ずは現地に伺い既存看板の取り外し作業から入らせていただきました。
壁面看板に貼られている既存のシート剥がしからの作業になります。


既存のシートは糊面に印刷がされているタイプになります。
このシートをアクリル板から剥がしていく作業になります。
案の定糊残りが非常にあり、タックオフなどの溶剤を使用して糊を落としていきます。
新しい塩ビシートの貼り付け
特に板面再生後に新しい塩ビシート等を貼る場合はこの作業が非常に大事になっていきます。
エアフリーの塩ビシートの特徴ですが、糊面に細かなスリットが入っており、エアーの抜けが非常に良いので水を使わないドライ施工で作業が完結します。
気泡の残り、水滴の残りが無いので非常に美しい仕上がりになります。「価格は割高ですが・・・」
可変箇所のカッティングシート活用
今後変わる可能性のある項目はカッティングシートで対応していきます。
今回は診療時間、曜日がそれにあたります。
変更になった場合はその部分だけ修正すればよいので、とても合理的です。




診療時間は変わる可能性が非常に高いのでこのようにカッティングシートを使い対応しています。
カッテイングシートの耐候年数は7年から8年と非常に長いのが最大の特徴になります。
長期塩ビシートの耐候性は5年から7年となりますが、
ご使用の環境によってばらつきがあります。
壁面化粧ビスの補修


次の施工箇所ですが、今回既存の看板を取り外した時、付いている化粧ビスのガタツキを発見しましたので、その箇所の修正からとなります。
画像のマスキングテープで印を付けている2箇所の化粧ビスがNGでした。
全部で6箇所の化粧ビスで固定していますが、上記の2箇所を除き、他の4箇所は今回は以上はありませんでした。
コンクリート素材の壁面ですので、通常のドリルビスでは締りがありません。
下穴を壁面に入れプラグを差しビスで固定かノンプラグ用のビスで固定するかのどちらかになります。
補修の2箇所は念の為、プラ付を入れビスで固定の方法を選択しました。
看板自体の重さはおよそ5kg程でしたので、ビス6箇所で十分かと思います。
新しい壁面看板
院内入口ドアのシート貼替え
院内ドアに貼り付けられていたA3サイズ程のシートも新しい内容のシートの張り替えていきます。
デザインは壁面看板のシートと同じデザインになります。
壁面看板で使用している可変項目部分はA3サイズになると文字サイズ小さく、カッティングシートでも作成は可能ですが、文字剥がれが発生してしまう事もあると思い、全て印刷で作成しました。


入口もスッキリとしたデザインで内容も確認しやすくなっております。
通用路のシート貼替え
通用路には新たに大きなシートを貼り、認識のしやすさを向上させる事を目的にして施工をさせていただきました。
こちらのデザイン案は喜山先生よりいただき、カッティングファインの方でアレンジさせていただきました。


新しくデザインされたすてきなで大判シートを貼り付けたドアになります。
シートの大きさは、横800mm 縦1300mmになります。
壁面看板のシートと同じく、エアフリーのシートになりますので、仕上がりが非常に美しいです。
今回はカッティングシートの活用場所は少なかったのですが、大判シートが大活躍してくれました。
エアフリーのシートは水貼りが出来ませんが、エアーの抜けが非常にスムーズなのに加え、仕上がりがとにかく綺麗です。
このように看板の施工やリニューアルも行っておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせください。